UNIVERSAL AUDIO社の創業10周年(復活)と1176誕生40周年を記念して作られたモデル。世界限定500台で発売当初はたいして人気が無かった印象なんですが、気付けばレアな品に。リビジョンAとEをあわせた設計で、アタックタイムにSLOがあるのとレシオに2が選択できます。
サウンドデザイナー誌でUAD2との比較記事を書かせていただいた際に色々と触ってみて、SLO設定でのキックやベースにアタックやローを出すような使い方を発見。こういった事が出来るのが人気に繋がったのかなと思います。
1176と言えばインとアウトで10時と2時くらいが一般的なスタートポイントですが、1176AEは8時と15時あたりがスタートポイントになります。
サウンドはやや現代的な高域という感じで、あんまりボーカルに積極的に使ったりはしないんですが、MORGではベースのライン信号を録る時に活躍します。ちなみにベースのラインを録る際に1176を通すのはげんだむさんから盗みました。これだけでリアンプをする時なんかに粘りの違いを如実に感じます。何故かプラグインだと微妙にこのあたりの粘りの感じ方が違うので録りでかけちゃいます。
サウンドデサイナー誌で紹介させていただきましたUAD2の1176AEでベースのローを強調する設定です。
1176AE_BASSLowUP
※解凍後に書類→Protools→Plug-In Settings→各プラグインのフォルダに入れてください。