アビーロードスタジオに置かれていたＴＧ２４１３というリミッターを現代に蘇らせた名機。
オリジナルは販売されておらず、ＥＭＩ系統のスタジオでしか使えなかったそうです。
いわゆるドラムにかけて『ボッカン！』というサウンドを作る時の必需品です。
高域のサブソニックに非常に特徴があり、この機材かそれに類するものを使っているんだろうなと
感じられるほど一つのサウンドキャラクターのカテゴリーを持っています。
TG-1にはTHDモードというのがありまして、倍音だけを付加するモードが搭載されていて、
定番のLA-3Aとまた違った印象でこれもまた便利です。
数年前にもＭＯＲＧで導入していたのですが、Ｃｈａｎｄｌｅｒ Ｌｉｍｉｔｅｄのプラグインが良く出来ていて、
実機よりも使いやすかったことから一度手放しました。
その後、Ｃｈａｎｄｌｅｒのプラグインが開発をやめてしまい、ＡＡＸになってからはUBK-1などで
代用をしていたのですがやはり納得がいかなくて買い戻しました。
が、その後Studio Sound DALIにて橋本さんがWAVES社から発売されたTG12345プラグインを
使われていたのですが、その場で即プラグインを購入してしまうほどよかったです。
現在は稀にギターにサブソニックを足す場合を除き、ドラムのオフマイクを『ボッカン！』と爽快に
叩き潰していただく業務に専念されています。
このサウンドがめちゃくちゃ最高に気持ちいいんです！！！！！！
