31105

SHEP/NEVE


SHEP製の31105です。
NEVEの基盤とアンプカードが使われている時代のモジュールです。
1081と比較されますが、アンプカードがBA348からBA448にマイナーチェンジの他、
主な違いはアウトプットトランス(T1751とLo2567の違い)になります。

コンディションが良くなかったのでコンデンサー類をリキャップしました。
時代によってはプリアンプカードはOPアンプで構成されているのですが、こちらはディスクリートの
カードです。
またアウトプットカードは本来B640が使用されていると思うのですが、こちらはB512という
BBCが特注したとされるB440の耐熱仕様のような位置づけのカードが使われています。
このカードが非常にオープンで良いサウンドをしています。
このモジュールを入手する前に33609のカードをB640、B440、B512で比較してB512を採用した経緯があったので
メンテ後の31105の出音を聴いて色々と納得しました。

33114なども同じような構成になっていますが、31105は大きいのでメンテナンスが非常に楽です。

8モジュールとも同じミキサーから抜かれており、ロットが揃っています。

※メンテナンス前のモジュールです。
電解コンデンサーがほぼ全てヘタっていたので交換。
タンタルコンデンサーも計測して適宜交換しました。
希少なのでメーカーは書きませんが、ここの部分でかなり音が変わります。

311058n

NEVE製B512アンプカードです。
b512

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