1990年代に人気を誇ったNEVE33609Cを日本代理店が特注で視認性の良い照光式スイッチでオーダーしたもの。基本的には33609Cと同じ基盤で同じ中身と言っていいのですが、実は様々なリビジョンがあります。中には出力トランスにマリンエアのトランスが搭載されているものもあります。33609Cも同様に基盤のリビジョンはもちろんマリンエアのものもあればセントアイビスのものもあります。(モディファイされてるかもですが)出力段のアンプがディスクリートになっている33609JDも存在し、日本人エンジニアの強いこだわりが伺えます。ちなみに33609Cの出力段のアンプはICオペアンプです。どちらもそれぞれの良さがありますが、比較的簡単に換装できます。近年高騰している33609ですが、なぜか33609Cより安く手に入る傾向にあるので木になる方はチェックしてみてください。