NEVEの中でもかなり多く普及した型番だと思われる33609C。A、Bからの大きな変更は基盤の変更と入力トランスの変更です。これまで1073や1081同様のLo31267で受けてLo10468で持ち上げていたのがそれぞれに相当するBelclere製のトランスに置き換わります。今までより小ぶりで銀色のトランスですが、これはこれで明るい音がして素敵です。出力トランスもセントアイビス製のものが使われているようです。(が、個体によってはモディファイされていたりするのかイレギュラーな個体もあります。)33609Cは通すだけで音が明るくなる印象がありますが、多くはこのトランスの影響と思います。UADでもその明るくなる感じはとても良く再現できていると感じます。ドラムのオーバーヘッドやピアノなどに使うととてもいい感じになります。