いわゆるTUBE-TECHの作ったPultecのEQP-1AのコピーとされるPE-1Aです。
PE-1Cは現行でも製造され、多く見かけるのですが、PE-1Aは見たことがありません。
このPE-1Aはデンマークラジオが現TUBE-TECH創始者、代表のジョン・ピーターセン氏に依頼して
作られたものとなっています。
1985年にハンドメイドで製造されたのが20台とのことですのでその中の一台かもしれません。
付属品に旧代理店のシールがあったのでもしかしたら代理店から流れた品なのかもしれません。
翌1986年にPE-1Bとして量産され、現在はPE-1Cとして販売されています。
TUBE-TECHはいわゆる真空管らしい暖かい、太いという印象ではなく、どちらかというと
線が細い印象でしたが、PE-1Aはとても気に入って使っています。
(過去にMP-1A、LCA-2B、CL-1A、CL-1Bを複数回所有、売却経験あり。)
なかなか無いのですが、ローバンドのBOOSTは12時を超えたあたりで多少踏ん張りがきかない感じはします。
(EQP-1A3と比較。)
EQP-1AタイプのEQは他にもMANLEY製、Lindell製を所有していましたが、特に高域の印象で
これだというものはなかなか無かったのですが、PE-1Aは高域のEQもいい感じです。
プラグインやEQP-1A3と比べると若干だけ音像が広がる感じがするので、そのあたりに注意して使います。