MORG SPECIAL EQUIPMENTS

Self-developed Professional Audio Equipment

MORG代表門垣良則がMORG SPECIAL EQUIPMENTブランドとして徹底的にこだわった生産体制にて制作する特別な機材です。

MORGで実際に稼働しているビンテージ機材と同等のスペックの製品を実際にMORG STUDIOのビンテージ機材と徹底して比較しながら開発陣が独自に突き止めた法則に基づいた確実なコンポーネントのチョイス、チューニングを施します。

その上で単なるコピーのような事はせず、独自のコンセプトでビンテージ機材のifの世界線からより高機能であったりより快適な操作性に改良しています。

コンセプトはMORGが長年収集し、沢山のミュージシャン、エンジニア、プロデューサーが唸った数々の名機、名個体に感じるサウンドと感動の再現です。

MORG-81

DUAL MIC PREAMP

MORG-81 DUAL MIC PREAMPは有名な1081準拠のマイクプリアンプをオリジナルとの互換性を持ったアンプカードとオリジナルにはない構成で進化させた商品です。

現代においても世界中のスタジオで60年代、70年代のビンテージNEVEが愛用されています。沢山のメーカーがそのサウンドを再現しようと努力すると同時にビンテージNEVEは経年変化やメンテナンス状況によりそのサウンドを変化させながら今現在も"NEVEサウンド"を我々に聴かせてくれます。

NEVEと言えば1073がとても有名であり、その人気からそれに近しいプリアンプとして1272をマイクプリアンプにモディファイした製品や、1073のデュアルマイクプリアンプなどが様々なメーカーから発売されました。その影で1081は製造台数が少ないにもかかわらず、その多くを有名ミュージシャンが保有したため、極端に情報が少ないのが現状です。

1081は1073とは異なった回路を持ち、1073よりも力強いロー、ローミッドと明瞭さを併せ持つ非常に現代のレコーディング環境にマッチしたリッチなサウンドを持っています。

1081に使用される回路は33114、33115、31105、33609などとも共通するのですが、完全にディスクリート回路のものからICを併用したものまでマイナーなリビジョンがあり、サウンドも異なります。MORG-81は長年にわたり、ビンテージNEVEに対して様々なパーツの組み合わせながら、実際にレコーディングを行い、最もサウンドが優れていると判断した回路を採用しています。

この回路は一枚基盤にハンダづけではなく、オリジナル同様にディスクリートで組み上げたアンプカード形式となっていますので、万一の故障時もビンテージ同様にメンテナンスしやすく、長く使っていただける作りになっています。

また、ピンの位置などはオリジナルと完全に互換しますので、ビンテージNEVEにMORG製アンプカードを搭載する事も、MORG-81にビンテージのアンプカードを搭載する事も可能です。また、ディスクリート回路ですのでパーツ構成により個体差レベルのチューニングが可能です。トランスはカーンヒルのものに独自のチューニングを施しています。

MORG-81は現代で即戦力となる一つの素晴らしいサウンドを提案すると共に、その経年変化やカスタマイズも安全かつ手軽に楽しんでいただける製品です。

SPECIFICATIONS

  • INPUT: XLRマイク ×2 / XLRライン ×2 / フォンDI ×2 / 4ピンPSU
  • OUTPUT: XLRバランス ×2
  • 機能: ゲインコントロール / ラインインリレー切り替え / PAD / 48Vファンタム / PHASE / アウトプットトリム
  • PSU: 24V/48V 別筐体1Uラック仕様(ボックスタイプも対応可)
  • 整流素子: シリコンカーバイド採用

MORG-72

DUAL MIC PREAMP

MORG-72 DUAL MIC PREAMPは有名なNEVE1272モジュールを使ったマイクプリアンプをオリジナルとの互換性を持ったアンプカードとオリジナルにはない拡張機能で構成した画期的な商品です。

NEVEで最も有名なのは1073モジュールですが、1272は特定のゲイン値までは1073と同じ回路(BA283アンプカード)で駆動しています。1272と1073のプリアンプ部の違いは1073は主に普段使わないような高ゲイン値において二段目のアンプ回路を使用するという部分であり、通常のレコーディングにおいては滅多にそのような高ゲインでは使用されません。

MORG-72は一般的な1272モジュールがゲイン値-25からスタートするところを-15からスタートしています。これにより大音量楽器の収録においてもPADが不要になりました。

設計はMORG-81同様にオリジナルと互換するアンプカードから作成していますので本家ビンテージ品同様のメンテナンス性を誇ります。

MORG-72はもはや伝説と言えるビンテージNEVEが愛される理由を経年変化とサウンドの変化から解析し、サウンドメイクに取り込んだ世界でも画期的な機構を持った製品です。

FEATURES

ローカット(50Hz)

レコーディング現場からの要望を反映して搭載。不要なローをカットできます。

位相反転

シグナルの極性を反転させます。

+48Vファンタム

コンデンサーマイク使用時に使うファンタムです。+48Vが流れます。

入力インピーダンスセレクト

入力インピーダンスを300Ω、1200Ωで選択できます。

AGE SWITCH

擬似的に新品からビンテージまで経年変化をエミュレートします。2-1-0(真ん中)の順に経年変化が進み、ピークが抑えられます。大きな信号の入力時に変化がわかりやすく、ディエッサーのような効果があります。この音色変化がビンテージ個体が愛される理由の一つです。

VBフィルター

出力トランス付近で超高域をコントロールします。V=Vocal、B=Bassとしていますが、Vが一般的な1272の定数、Bは超高域がなだらかになります。可聴域外のコントロールが可聴域内の音像に影響を与えます。Bassやアコースティックギターなどで顕著な効果が得られます。

MORG-81EQ

CHANNEL STRIP

近年NEVEに影響を受けた機材の多くは最も有名な1073を参考にしたモデルがほとんどです。しかしながら1081という名機は市場に流通している個体数の少なさから1073ほど有名ではありませんでした。正確には有名ではあるもののそのサウンドに実際に触れる機会が圧倒的に少ない機種になりました。

MORGでは1081を2CH所有し、数台の1081のメンテナンスの機会に恵まれました。類似するモジュールである31105や33115も大量に所有、使用しながらメンテナンスする中の発見を元にオリジナルのパーツ構成でそのサウンドを進化させたMORG-81を開発しました。

その上で、問い合わせの非常に多かったEQ付きのチャンネルストリップを開発したものがMORG-81EQです。

MORG-81EQは1073同様の3バンドEQ構成にし、内部の回路は1081に類する回路構成を独自の構成で組み上げました。特にEQの周波数は日々使い慣れた1066や1073において最も有用と考える周波数を盛り込みました。

特にミドルEQの帯域において、1.6KHzと1.2KHzが選択可能な機種は現在本機種のみです。

歴史の影に埋もれたもう一つの伝説的名機のサウンドをお楽しみください。

EQ FREQUENCIES

  • HI: 10K (1081/1066)
  • MID: 700 / 1.2K / 1.6K / 2.4K / 3.2K (1073/1081)
  • LO: 35 / 60 / 110 / 220 (1073)
  • ローカット: 27 / 47 / 82 / 150 / 300 (1073/1081)

MORG-81EQP3

PASSIVE EQ with 81 CIRCUIT

真空管アンプ回路のパッシブEQの名機EQP-1A系統の機材は様々なメーカーから発売されていますが、意外にもソリッドステートモデルのEQP-1A3がエンジニアに愛されている事は知られていません。

オリジナルのEQP-1A3はAPI2520オペアンプをアンプ回路に使用していますが、MORG-81EQP3では81の回路を使用しており、類似の製品が無い構成です。

周波数も実用的な値をセレクトしており、かかり具合もMORGにて使用しているビンテージ個体と違和感が無い様に調整しています。

EQP-1A系統に求めるパッシブならではの「周りの空気ごとコントロールできる」ようなサウンドはボーカルをはじめ、バスドラムやベースなどにベストマッチです。

81EQの「実音に作用してドライブする」サウンドとの併用も面白く、それぞれのサウンドの違いを感じていただけます。

MORG-81同様にマイクインプット、ラインインプットを備えておりボーカルレコーディングのファーストチョイスを担えます。

EQ FREQUENCIES

  • HI ATTEN: 3K / 4K / 6K / 8K / 10K
  • HI BOOST: 3K / 4K / 5K / 8K / 10K / 12K / 16K
  • LO BOOST/ATTEN: 20 / 30 / 60 / 100 / 200

MORG-7281

DUAL CHARACTER MIC PREAMP (1U)

MORG-72とMORG-81を1CHづつ1Uに納めたモデルになります。独自機能としてFLIP SWITCHを持ち、72側と81側の入出力を反転させることができます。

MORG-7281は現場で求められる伝統的なサウンドの個体差を再現し、シビアなボーカルダビング現場であっても、進行を乱すことなくその音色のバリエーションを使用していただけます。

レンジが広くリードボーカルに最適な81、きらびやかな72からピークをいなすビンテージ風72など楽曲やパート、声質などに対して素早くキャラクターを設定していただけます。

72 CHANNEL FEATURES

ローカット(50Hz)

フロアノイズなど不要なローをカットできます。

位相反転 / +48Vファンタム / 入力インピーダンスセレクト

MORG-72と同等の機能を搭載。

AGE SWITCH

擬似的に新品からビンテージまで経年変化をエミュレート。2-1-0の順に経年変化が進み、ピークが抑えられます。

VBフィルター

出力トランス付近で超高域をコントロール。V=Vocal、B=Bassで選択。

81 CHANNEL FEATURES

ローカット(50Hz) / 位相反転 / +48Vファンタム

MORG-81と同等の機能を搭載。ゲインの部でLINE入力に切り替え可能です。

FLIP SWITCH

入出力反転機能

オフ時は見た目通りCH1が72、CH2が81ですが、オンにすると入出力が反転します。この機能により、例えばCH1にのみインアウトをつないだ状態で72を使いながら、81に切り替える場合に結線をやり直すことなくワンボタンで変更が可能です。

少し強引かもしれませんが発案者、開発者に言わせれば1073はシングルコイルの1962年製ストラトキャスター、1081はハムバッカーの1959年製バーストレスポール、伝説的トランスはアルニコピックアップを軸とした物に感じられました。

研究に際して、出力されるサウンドから各コンポーネントのサウンドやメカニズムを解析することは完成された音楽作品のレコーディングやミックス、使用楽器などを分析して再現することとなんら変わりはない事を学びました。

しかし、名機やビンテージ特有の圧倒的な感動に最大限のリスペクトを払いながら、冷静に分析していく作業は多くの仲間無くして不可能でした。それほどまでのビンテージの魅力をうまく現代のニーズにマッチさせることは多くのミュージシャン、クリエイターにロマンの喪失ではなく大きな希望と発展をもたらすと確信しています。

多くのレコーディングの現場、多くのミュージシャン、エンジニアが愛したサウンドを存分に感じていただければ幸いです。

また、この開発過程で発見、確立した技術をギターピックアップに転用した製品の開発に成功。合同会社EVERTONE PROJECTよりEVERTONE PICKUPとして販売し、多くのアーティストに支持されています。

https://evertone.jp

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