C414EB

AKG


AKGの定番シリーズC414の中でも人気の高いシルバーのEBです。この時期の414はトランスフォーマーを搭載しており、B-ULSを最後にトランスフォーマーレスの設計になります。B-ULSは機械での大量生産という感じのシステマチックな基盤ですが、EBは手作業でもメンテナンスしやすい昔ながらの基盤設計になっています。ステレオペアなのですが特性が狂ってきたため2017年にダイヤフラムを交換し、蘇りました。C414のダイヤフラムで貴重なのはブラス製のリングのCK12であり、もともとテフロン製のリングのバージョンの414であればためらわずメンテナンスで交換していいと思います。交換後のマッチドのサウンドが本当に素晴らしく、あらためてマッチドペアの重要性に気付きました。

 

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