Studio


・完全浮き床構造(躯体内の部屋自体が浮いています)
  特殊な構造のため、天井高に関係なくクリアなサウンドを集音できます。
・200V電源導入、200Vから特注超高音質トランスでコンバートした100V電源
・100A引き込み、40Aの専用回路で壁コンセントを多数配置
・平行壁を排除し、反射と吸音で音場調整
・コントロールルームの後部壁に角度があり定位が明瞭
・全てのケーブル類を音にこだわり選択、施工
・某超有名ラボも使用したマスタリンググレードの電源ケーブルを使用
・カスタムGRACEm904&キューボックスによる超高精細モニタリング
・音の入り口から出口まで本物のハイエンドプロユース、ビンテージ機材を使用
・GRACEm904とチューンされたスピーカーによる極上のリファレンス環境
・世界最高クラスの名機を数多く実際に使用し、一級品を厳選して配備。
 単なるブランド志向ではなく、極上かつマストなアイテムを置いています。

これらにより、ケーブルの向きやケーブル、電極での音の変化も顕著に感じられる レベルのサウンド解像度を誇っています 。
有名ミュージシャン、エンジニアの本格プライベートスタジオをコンセプトに 妥協無く施工しているため、機能性はもちろんデザイン、居住性にも長けています。




スタジオ紹介

ハイエンドアウトボードが終結!アナログのハートを絶やしません!
レコーダーはProtooldHDXでデジタルですが、入力部はPrism Sound ADA-8XR 16input仕様!最高のAD変換でクオリティーを損ないません!
Pearl MSX Masters Retro Spec、KITANO,YD9000レコーディングカスタムもご用意。
シンバルはKzildian,SABIAN,PAISTE等、比較的ビンテージで多数揃えています。
常設アンプはMarshall JCM800, VOX AC-30, FENDER TWIN REVERB, DeVille, 1955 vintage DELUXE AMP, MESA BOOGIE 50 CARIVER(COMBO), AMPEG J-12, B-15N,,ROLAND JC-120,MATCHLESS Tornado他です。
もちろん全て無料で使っていただけます。
ブースももちろん完全浮き床構造。
スタジオ部分とは異なったサウンドの調整がなされており、平行壁を無くしたことでフラッターもありません。ボーカルからギターアンプ、アコギと非常にいい音で録れます。
スタジオの構造は浮き床構造で、RC躯体の中に特殊な防振ゴムとグラスウールで浮かせたコンクリートの床に柱を立て、天井も吊らずに内部に施工。
余計な部屋鳴りを押さえ、音が良くなります。
電力は関西電力から100Aの大容量で引き込まれ、スタジオ用ブレーカーはクライオ処理されています。
マンションではないので電源の元からこだわった設計です。 100V電源は200Vをコンバートし、安定、高音質を実現。電線、コンセントもこだわりました。 また、アースも各回路オンオフ可能です。

筐体解説

RC躯体を剥き出しにし、基礎のレベルを調整するために再度コンクリートでならし、 その上に特殊防振ゴムで浮かせた湿式コンクリートの浮き床を作ったところです。 防振ゴムの隙間には柔らかいグラスウールを詰めて空洞を無くし、床が太鼓にならないように施工します。 また、この床は当然RC躯体に面してはいないので壁との隙間にもやわらかいグラスウールを詰めます。 画像の黄色い部分がグラスウールです。 新設した浮き床に梁を立てたところです。
画像でわかるように壁と面していません。
やはり空洞内の消音の為に壁に面さないようにグラスウールを挟んで、まずは遮音層を作ります。 天井も同様に上部の床にあたる部分に遮音層を作り、その後 グラスウールで吸音層、遮音層を作ります。 また、天井はRC壁は無く、ボードとグラスウールで遮音と吸音をしているため、低音の反射がありません。
内部躯体の基礎施工の終盤です。 壁も天井も外枠の躯体とは干渉していません。 エアコンの消音ダクトが見えています。 この後さらに音響を考えた内装の施工に入ります。 内装完了の写真です。 左の状態に対して4種類の壁を作ります。 色の薄い壁は弱吸音の素材で少し固めの素材です。 色の濃い壁は強吸音で非常にやわらかい壁です。 白い部分はクロスで仕上げており、反射します。 天井は吸音と拡散を狙った音響用素材です。
ブースも同じ施工をしており、メインルーム、コントロールルームそれぞれの躯体は干渉していません。 また、壁に角度をつけて平行な壁は無くしています。 床は脱着可能なマットで吸音しています。 マットを外すと反射の強いコンクリートの床が露出します。 コントロールルームは全反射で角度のついた後部壁と吸音壁で調音しています。
環境の変化を考えてスピーカーは埋め込まず、逆に後部壁をポジティブに活かす発想の設計です。