Prism Sound MMA-4XR

イギリスのハイエンドメーカー、Prism Sound社の4CHマイクプリアンプ。
革新的な設計により圧倒的にクリアな音質で信号を増幅できる。
あまりにも解像度が高いため使いどころを考えないと難しい印象。
初めてSACDを聴いた時の感覚と同じ解像度におけるカルチャーショックを受けた。

間違いなく泥臭いロックなんかには出番は無い感じです。
鍵盤物、ストリングス、目立たせたいアコギなどに向いていると終われます。
非常にハイファイで目立つので、エレクトロ、デジタルなオケ内でのVoなども
まず埋もれませんので非常に良い結果を生めるのではないでしょうか。
U99B→MMA-4XR→1176F、ミックスでLA-2Aとか超絶主張になります。
更にムードを加えるならやはりOLD NEVE1066or1073がマストですが。

間違ってもこれを8CHとかでドラム録音とかは現状ちょっとありえない印象です。

MORGではドラムのオーバートップに場合によって使用します。
むしろ出張録音でグランドピアノを収録する際に是非使いたい機材です。
何度かベーゼンなど収録しましたが相性は確実にいいと思います。
また、Croeleyのペアリボンマイクと組み合わせてオーケストラ、クラシックも
是非挑戦したいと思える素晴らしい解像度です。