U87

NEUMANN


もはや音楽業界において知らない人はいないであろう定番コンデンサーマイクです。多くのマイクがこのマイクを
リファレンスとして開発されています。U67のFET版として開発され、(U77があり、その対抗品がC414EBとか)
K87カプセルを搭載しており、U87i、U87aiと変化しつつ定番として君臨しています。
ただU87aiは基盤をU89と共通基盤としており、U87iまでとは 性能、キャラクターが大きく異なります。
基盤にもU89とはっきり書かれています。
業界で人気があるのはU87、U87iであり、 ビンテージマイクとしてじわじわと高騰を始めていますが、
U67やU47より圧倒的に本数が多いので比較的入手しやすいマイクです。

2015年現在、何度もU87を入れ替えて辿り着いた連番ペアをご用意しています。

U87aiも複数本所有し、一本残っていますが個体差もなかなかにあるなーと感じています。
結局U87aiに求めるのはクリアさと高SNなのでU87aiは新品や新しいものの方が個人的には好みです。

で、U87にも色々あるようで、恐らく最初期のものはプラスティックパーツが透明になっているようです。

U87n01

いわゆるXLRではないDINタイプのものでもクリアバーツなのは滅多に見ません。

購入にあたって現場で試聴をして購入したのですが、とてもナチュラルで驚きました。

思えばナチュラルな印象のM269もクリアパーツなのでこのあたりの製造ロットの
特徴なのかなと思っています。

主にアコギ、ピアノ、コーラス、色々と活躍します。

XLRに変更したほうが楽なのですが、歴史ある機材なのでオリジナルのDINのまま使っています。

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